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日曜日

時事ニュース




内閣改造問題について


 日曜日は時事ニュースの日です。今日は、内閣改造問題について考えます。
 内閣を改造する、ということは、つまり、人事問題であると考えられるのです。人事の問題であると私は考えるのです。
 誰を大臣に決めるのか、ということが問題です。国民の信頼を得られるような大臣でなければなりません。内閣は、内閣を支持する国民の信頼によって成り立っています。国民の支持が得られなければ、内閣は解散することになります。内閣を国民が支持する理由としては、「内閣の大臣が信頼できる大臣である」という理由を考えられるのです。内閣の大臣への国民の信頼感が重要なのです。では、どのような大臣が、国民の信頼を得ることができるのでしょうか。
 まず第一番には、金銭の管理について、透明性のある人です。いくら人柄が信頼できる人であったとしても、自分の金銭の管理ができなければ、国民の支持は得られません。また、国民に分かりやすく、自分の所得について説明できなければなりません。自分の金銭の管理についての事柄は、よく把握できていたとしても、それを国民に分かりやすく説明できることも求められるのです。国民は大臣に対して、疑惑を持つものなのです。国民は、大臣が何か隠し事をして、金儲けをたくらんでいるのではないかと思うものなのです。大臣というものは、自分の地位を上手に利用して、収入を得ようと考えたりするのです。大臣は大臣の地位を使って、お金儲けを考える場合があるのです。それを国民が見逃すはずはありません。
 大臣はビジネスマンとは異なるものであると国民は考えているのです。大臣は、日本のため、国民のために活動しなければならない人です。それなのに、どうして、自分の個人的な財産を増やそうとするのでしょうか。大臣が、個人の私利私欲のために、大臣の地位を使うことなどは許されることではありません。大臣の地位と権力とは、国民の幸福のために使うものです。大臣は自分の金儲けの事などは、そもそも、考えてはならないのです。確かに、大臣になるまでは、選挙費用のために、お金儲けの事を考えなければならないのかもしれません。政治資金作りというものです。しかし、それは、大臣になるまでの話です。大臣になった以後は、自分のお金儲けのことなどは、考えてはなりません。国民のことを第一に考えることです。大臣という人は、自分のお金儲けの事とは無関係の存在であるべきなのです。大臣は、お金稼ぎのことを考えてはならないのかもしれません。大臣は、政治資金だとか、事務所経費だとか、そのような、自分の金銭を増やそうとする考えは捨てるべきであるのかもしれません。
 その大臣が今まで自分の政治資金のことを考えて増やしていたのは、自分が大臣になるためだったのです。その目的を果たして、大臣になった以上は、自分の金銭を増やす必要はなくなったのです。だから、大臣は、その後は国民の幸福を第一に考えて、国民のための仕事に専念するのです。政治資金を増やすのは、大臣になるためだったのです。つまり、大臣には政治資金などは必要ないのです。大臣は大臣の地位だけあれば、それ以外は必要ありません。大臣の地位さえあれば、大臣としての立派な活動は十分に行えるはずです。大臣は大臣としての立派な活動さえできれば、それで大臣の本望であるはずです。大臣は、自分自身を褒められるはずです。大臣は、自分が大臣という、名誉ある職業を、誇りを持って活動することができたと、そう自分で思うことができれば、本望であるということです。お金などはなくとも、満足できるはずです。大臣にはお金は一円も必要ないのです。大臣という地位と名誉さえあれば、大臣は満足できるのです。
 つまり、大臣としてふさわしい人の条件とは、自分の金銭を増やそうという意思がないことを、国民全員に納得させられる人である、ということです。その他にも、大臣としてふさわしい人柄の条件を数多く考えることができます。国民の信頼を多く得られるような大臣ほど、大臣としてふさわしいわけです。しかしまた、その大臣の人柄の強さだけが、内閣改造の成功の鍵を握っているのではないのかもしれません。その大臣だけの問題ではなく、その大臣が所属している、党の問題についても考える必要があるのです。それは、党の組織力の問題です。大臣だけの力で内閣を改善するのではなくて、党の人たち全員の力で内閣を改善するのです。つまり、チームワークの力ということです。
 現代日本の風潮として、個人主義の風潮が広まっていると考えられるのです。そしてその個人主義の風潮が、与党の中にも広まっているものかもしれないのです。その結果、与党の組織の全体の力が下がっているものかもしれないのです。昔は組織力が強かったという話です。党全体で問題に対処しようという気持ちです。
 つまり、一人の大臣の失敗を、党全員の力で助け合い、支え合おうということです。一人の大臣の失敗を、党の全員が自分の失敗であるように受けとめて、その失敗に全員で立ち向かって行くのです。党が一致団結するということです。連帯を強めるのです。仲間意識を強くするのです。内閣改造の結果、大臣には党の中から、誰か選ばれることになります。しかし、その際、選ばれた大臣だけに責任の全てを押し付けるような党の姿勢であってはなりません。党の全体で大臣を支えるのです。大臣も、たまには失敗をするのです。完全な大臣などは滅多にいません。それを考えて、大臣の失敗を、党全体で助け合うのです。もちろん、国民は大臣の失敗を許さないでしょう。しかし、大臣の所属する党は、大臣を応援するべきなのです。国民と野党は、大臣の失敗を許さないものです。しかし、大臣の所属する党の人たちは、互いに連携して、助け合い、そして大臣を支えることに努力することが大切です。








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